マンションの管理組合の理事長って、実は権力者という事ご存じ?

マンションには管理組合があります。
最近は理事のなり手がないとか、居住者が老年者ばかりになり
どうしようもないという事を聞きます。

皆さんはご存じでしょう?
管理組合の理事長には居住者の権利全てを委任しています。
知ってましたか?だから、理事長が時々問題を起こすので
毎回理事長は交代しないといけないとか、決まりを決めているところも
あります。

マンションで一番に問題は犬の問題です。
犬駄目というマンションは多々ありです。当然でしょう。飼い主が無責任に
どうでもいい飼いかたをているので、そこらじゅう、うんこやしょんべんでよごれて
では誰が掃除をするのかでもめるのです。

所で管理組合の理事長になると突然、昔勤めていた時代の会社の立場を
思い出して社長になったのではと勘違いする人が多いのです。

そこで民法上の委任契約には、理事長は、会社の社長のように自分から
何でもやる職責ではなく、法律、管理規約、集会の決議此の三つを定めて
いることしかできません。
あくまで受け身の立場でこの三つに違反すると善管注意義務を問われるのです。

これは民法644条で管理規約の役員の誠実義務等にあります。

ところが、人間とは不思議な動物で、す。
警察でも会社でもトップになると、会社の組織に手を付けたり、ロゴを変えたりしたがるのです。
このようなトップは必ず失敗します。
ジンギスハーンは頭のいい民族から選んで人たちで組閣したのです。
言葉は通訳がやればいい、それで成功したのですね。

所でその不法行為民法709条、他人の権利や法律上保護される利益を
侵害を与える行為を言います。

マンションは集合住宅ですが、守ることは管理規約にあり禁止行為で決められていますが
理事長になると突然自分が法律家になった気分になり、禁止項目があるにも関わらず
マンション内の仕様仕方など使い方を決める方もいるのです。

例えば、宗教の張り紙はするなとかその他ですね、でも過去のそんな事象はないだから
また個人ではいろいろな宗教他の考えがあるので、これも個人の権利人格に
侵害不公平さを与えることにもなりかねません。一つの差別とも言えます。

1戸建てであろうともマンション集合住宅であろうとも、社会の秩序は守ることは守る
それが人間です。特にマンションは集合住宅ですが、個人の生活の場でもあり
理事長と言えども、ここの居住者を管理することは出来ないのです。

皆さんの意見を集約して最善の策をとるのが管理組合の理事長の職務であり
任務なのです。

といいつつ、理事長の中では社長と勘違いして、理事の意見そのほかの意見も
聞かないで理事進行するので困るというのは、よくインターネットに出ていますね。

でも、理事長を選んだのは互選と言えども、居住者諸君です、しかも委任してるのです。
改めて、3つの矢ではないが、よく考えましょう、人柄を。マンション生活が楽しく穏便に
過ごすために。

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