地震の年の一万人の第九は陳舜臣の鎮魂詩から始まった。
第13回一万人の第九の年は阪神淡路大震災を
受けて開催が危ぶまれたが指揮者の山本直純が
鎮魂と共に復活そして第九の歓びの歌へ繋げる
事に鎮魂の詩は病床の作家の陳舜臣さんに依頼
そしてファクスで送られてきたのが鎮魂詩です
前半に引き続き紹介します。
続「劫火を超えて」
こよなくやさしい心から
にじみ出たすずしいしらべ
あの日 あなたと語り合ったのは
あの瞬間の前だったのか後だったのか
少年 少女の思い出は
誰よりも心ときめく
それは二度とかえらぬからこそ
いつまでも光かがやく
笑いさざめく声にまじる
兄の姉の、そして弟の妹の声
父母の声 いとしい者たちの声
誰がその声を忘れることができようか
いま私たちの世界は
あなた方の世界の声をうけて
しずかに よみがえりのしらべを
そこにこめた希望を
魂をゆさぶるように胸をはり
ゆっくりと それから次第に力強く
劫火を超えて
荒波を超えて
阪神淡路大震災から30年、小言幸兵衛も
被災者の一人。一万人の第九の為に執筆願った
今は亡き作家の陳舜臣さんの、あまり知られて
無い鎮魂詩~劫火を超えて~を改めて紹介します。
受けて開催が危ぶまれたが指揮者の山本直純が
鎮魂と共に復活そして第九の歓びの歌へ繋げる
事に鎮魂の詩は病床の作家の陳舜臣さんに依頼
そしてファクスで送られてきたのが鎮魂詩です
前半に引き続き紹介します。
続「劫火を超えて」
こよなくやさしい心から
にじみ出たすずしいしらべ
あの日 あなたと語り合ったのは
あの瞬間の前だったのか後だったのか
少年 少女の思い出は
誰よりも心ときめく
それは二度とかえらぬからこそ
いつまでも光かがやく
笑いさざめく声にまじる
兄の姉の、そして弟の妹の声
父母の声 いとしい者たちの声
誰がその声を忘れることができようか
いま私たちの世界は
あなた方の世界の声をうけて
しずかに よみがえりのしらべを
そこにこめた希望を
魂をゆさぶるように胸をはり
ゆっくりと それから次第に力強く
劫火を超えて
荒波を超えて
阪神淡路大震災から30年、小言幸兵衛も
被災者の一人。一万人の第九の為に執筆願った
今は亡き作家の陳舜臣さんの、あまり知られて
無い鎮魂詩~劫火を超えて~を改めて紹介します。
この記事へのコメント